◆  作ってみました♪U  / 2012.  10. 31

先日書いた和久傳さんの「栗の葛焼き」・・・私も妹も自分たちの頭の中で想像していた「栗の葛焼き」が払拭出来ず、作ってみました♪ 想い描いていた「栗の葛焼き」を!!! 笑

       

私も葛焼きには季節に応じて色んなモノを加えましたが… 栗には思いが至りませんでした! 「そうそう、コレコレ…。 プルンとした葛の中にコロコロとした栗のカケラが入っているもの だとばかり思ってたよね〜」 和久傳さんのお蔭で面白いお菓子が出来ましたぁ〜♪  

 

◆  期間限定に弱い! / 2012.  10. 23

月初には東京の教室があり京都のお稽古に伺えませんでしたから、今日、久々に京都のお稽古に行くことにしました。 京都への目的は実はもう一つあって、和久傳さんの期間限定の栗のお菓子を購入するためでした。 笑!

和久傳さんが四季を通じてシリーズで出している「葛焼き」と「水羊羹」です。 秋はどちらも栗を使っておられます。 妹が「10月末まで」と言うので「今日しかないな!」と意気込んで行ったのですが、何とコレがガセネタで… 限定の期間は来月末でした!(笑) 

私も葛焼きには色んなモノを混ぜて作るのですが… 栗は思い浮かびませんでしたね! う〜ん、とっても美味しいけれど「葛焼き」としての味わいよりも栗が勝っているかな? 想像していたものとは少し違っていました。 

       

我々にとってのヒットは「水羊羹 〜 月あかり」の方でした。 水羊羹の中に丸く栗餡を入れるなんて発想は、さすがに料理屋さんのものですね。 こちらは水羊羹の滑らかさと栗餡の柔らかさがほど良くマッチして… 美味しかったです! 夏は「笹ほたる」と言う銘で、栗餡の部分がほうじ茶の錦玉羹に周囲の水羊羹は抹茶仕立てになっていました。 それはそれは涼しげできれいなお菓子があったのに残念ながら食する事ができませんでした。 気が付けば限定期間を過ぎていたのです。 このシリーズは季節ごとの“ほのかなあかり”をテーマにしておられるそうで、冬バージョン「まどの雪」も楽しみです。。。

          

それにしても、栗にはすぐに反応し、期間限定には実に弱い! 私であります。。。 苦笑 

 

◆  不思議な空 / 2012.  10. 21

東京から戻り慌ただしく過ごしていましたが、ようやく今日と明日はお休みです。 衣類の入れ替えをしたり、このコーナーを書いたりと、お蔭さまでのんびりしていました。 夕方、母が「すごい夕焼け? 真っ赤だけど山火事じゃないよね〜」と言います。 「まさか〜」と玄関を出てみるとお向かいのお家の白い壁が真っ赤です。 「本当だぁ〜」と西の空をみれば燃えるような赤い色と周囲は赤紫に覆われた空でした。

                 

もっと驚いたのは振り返って東の空を見ると夕陽の映った紫色の空に大きな見事な虹です。 雨も無いのに虹? 実に不思議な空でした!

 

◆  今月の和菓子教室 / 2012.  10. 20

今月の神戸での和菓子教室が無事終了しました。 今週、教室を始めた月曜日は半袖で… “しぐれ”や“紅葉”など全くピンとこない感じでしたが、週半ばから朝晩めっきり冷え込んで来てそれなりにイメージの膨らむお菓子となりホッとしています。

村雨生地を使った《村しぐれ》は何度行っても好評のお菓子です。 餡の火取りが手間ですが… それさえ頑張れば比較的簡単に豪華なお菓子が仕上がります。 概ね流し缶で作るお菓子には人気があり、個々に仕上げるものがいかに手間暇が掛かって大変かという事ですね。 人数によって好きに切り分けられるのも人気の理由かと思います。

意外なことに《吹き寄せ》と題した雲平が大好評でした!(笑) 私としては雲平は好みではなく… 実のところ教室でも数回しか行っていません。 雲平とはいわゆる工芸菓子になるもので見た目は美しいけれど、砂糖と寒梅粉を水で練って作りますから単純に甘くて硬い! 食べるとバリバリと音がするので茶席でも好まれません。 

今回の教室で参ったのは… 予想以上に時間がかかった事です! まず色を染めるのに時間がかかり、麺棒を使うのが苦手と仰る皆さんは生地を伸ばすのに時間がかかり、型を抜くのにも時間がかかり、乾かす事にも…です! (苦笑) 幸い午前と午後にすぐに続けてのクラスがなく私サイドには時間の余裕がありましたが、皆さんの予定はどうなの?と、私と妹は時間延長が気が気ではありませんでした。 皆さんは我々の心配を他所に「楽しい♪」を連発で、まるで子供の粘土遊びのようにはしゃいでおられて… 時間も気にせず手を止めようとなさいませんでした。 「東京ではコレ、無理やねぇ〜」と、苦笑いです。 皆さんに楽しんで頂けたのは何よりですが… 予想外に時間がかかり、予想外に人気の雲平でした!(笑)

 

◆  作ってみました♪ / 2012.  10. 18

一昨日、頂いた栗を使って茹でただけの栗で《栗蒸し羊羹》を作ってみました♪ そうです… 先日、東京で頂いた松島屋さんの《栗蒸し羊羹》を目指して!です。(笑) 老舗のあのお味が私に再現できるなどとはユメユメ思いませんが、あんな風に栗の香りと栗だけのほのかな甘さの効いたアッサリとした中にも、蒸し羊羹としてのほど良い甘味と柔らかさを持った《栗蒸し羊羹》に挑戦です。

案の定、そう簡単には思った味が再現できるはずもなく… でした!(苦笑) 生地は本来の私のレシピでは固すぎると考え、粉の量を減らしました。 これは正解でした! 問題は 当然ですが栗ですね。 栗の柔らかさ、甘さ、色艶が違い過ぎました。。。 笑! 頂いた時には「 おそらく茹でただけ?」と思ったのですが、こうしてみるとやっぱり極々薄く蜜煮にしておられるのでしょうか。

                  

個人的には、昨今の只々甘さを控えたお菓子(和菓子も洋菓子も)には感心しません。 お菓子にはそこそこの甘さが必要だと思っています。 《栗蒸し羊羹》は今まで手っ取り早く市販の甘露煮を使い、色も甘さも栗を主張する事 ばかりを思っていました。  松島屋さんの《栗蒸し羊羹》は、何所を切っても大きな栗が現れて栗の香りも栗本来の甘さも、しっかり“栗“を主張しています。 一見、華美でなく素っ気ない棹物に見えましたが、計算された栗の配置?による美しさを発見しました。 栗を並べ入れてみてはじめて分かった事です。 やたら栗を沢山並べても決して美味しそうには見えないのです!(苦笑) 大袈裟に言うとマイナスの美学を秘めたお菓子かな?  あるいは栗の存在感と強調の違いでしょうか? 改めて、そんな事を感じた松島屋さんの《栗蒸し羊羹》です。 

 

◆  実りの秋 / 2012.  10. 16

いつまでも夏を思わせる暑さが続いていますが、季節は確実に今年も秋の実りを運んで来てくれています。 先週木曜日のお茶お稽古ではNさんの5歳になるお譲ちゃんHちゃんが「お芋、どうぞ」と、その小さな手に大きなさつま芋を持って来てくれました。 その日の午前中に幼稚園内の畑で収穫して きてくれたさつま芋です。 「ありがとう♪ Hちゃんが掘ったの? お芋、好き?」と尋ねると「うん、スィートポテト…」と何とも現代っ子らしいカワイイお返事が返ってきました。 「おばあちゃん(母のこと) お芋が大好物だから喜ぶよ〜」と言うと、ニッコリ嬉しそうなHちゃんでした♪

また、土曜日には毎月福知山から通って下さるTさんが、今年も「黒豆の枝豆」を沢山に送って下さいました。 豆好きの妹は大喜び!!! わざわざ予約をして下さったそうで本当に実の大きな甘くてしっかりしたお豆です。 ここの住所 と電話、控えとこ…と妹。 Tさんからの枝豆をアテに… この前、東京 でKさんから頂いた日本酒を開けました! ああ、何て恵まれたことでしょう…。 “お蔭さま”とは私達の為にある言葉のような… 実に有難い心持です。

そして今日は和菓子の生徒さんIさんから栗を頂戴しました! 「先生なら、お使い下さるかと思って…」 は〜い、ありがとうございます♪ ちょうど「今年は《栗きんとん》どうしようかなぁ〜?」と思っていたところで、「先日頂いた松島屋さんのような茹でただけの栗で《栗蒸し羊羹》を作ってみたいなぁ〜」とも思っていたところでした。 ラッキーです! やってみます♪

            

料理の教室を辞めて2年が過ぎ、足しげく通っていた市場やスーパーからすっかり足が遠のいています。 季節の野菜や果物に心して敏感でいたつもりなのに、最近ではこうして皆さんから 旬のものを頂き季節を追いかけている感じです。(苦笑) 皆さん、今年も沢山の秋を運んで下さりありがとうございます。。。 

 

◆  そんなつもりじゃ… Part U / 2012.  10. 11

親友Sちゃんから、今話題の「ドライフルーツ」が送られて来ました。 「こないだは手土産も無くゴメンね、マイブームなの、食べてみて…」 確かに会うたびに手土産の交換めいた事はしていますが… 私は教室で出来たお菓子を持って行くだけ! (笑) SちゃんやSちゃんのご家族に食べてもらおう♪と思っているだけなのです。 Sちゃんからは人気の パン屋さん、話題のパン屋さんのパンを頂くことが多いかな? こんなに律儀にお土産を考えてくれていたなんて…。 私の認識が甘かったかしらん? 

                 

「ドライフルーツ… 今、人気のダイエットおやつらしいよ♪」と妹。 そうですね、芸能人もしきりと薦めていますね。。。 Sちゃんは夕食後に娘とワインとチーズを楽しむような… 乃木坂に住む優雅でリッチな奥様です! 「Sさんには似合いそう♪」と妹。  フムフム大いに納得しつつ… 美味しく頂いています。 Sちゃん、ありがと!

 

◆ 期待の星  / 2012.  10. 10

先日の東京教室でチョコレート職人さんAさんが「僕なりの《ショコラ餅》作ってみました。 ああ今日、持ってくりゃ良かったですね。 冷凍があるから送りましょうか?」と仰ったので… 「 送って、送って…」と気軽に言ってしまいました。 今日、本当に《ショコラ餅》が届きました♪ ん? このロゴ、冨澤商店さんの店内で見かけますね…。 

Aさんが教室にお越し下さったきっかけは「チョコレートと和菓子のコラボでオリジナルのお菓子を作りたい」ということでした。 まだ数回のご参加ですから、 いきなりコラボは… どんな和菓子にチョコレートをどう活かせるのかは、まだまだ見つけられない状態だと思います。 そんな中で春にお伝えした《麦代餅》を参考に自分でちゃんとアレンジしたお菓子をすぐに作っておられる所は、さすがにプロですね!

お味は… 美味しかったです。 非常にシンプルで問題なく美味しかったです。 ご自宅のおやつならもちろん上出来過ぎるお菓子です。 が、これが万人に向けた商品となると話は少し違うように思います。 第一印象 で与えられるものが少し弱い? 何かが少し物足りない? 私の受けた正直な印象です。 

私達はAさんを応援しています♪ いつでも喜んで協力させて頂きます! 美味しくて面白い《コラボ作品》の完成を心から楽しみに… 期待しています! 画像の貼り付けはAさんの許可を頂いていないので取り辞めました。

 

◆  そんなつもりじゃ…♪ / 2012.  10. 9

今日、母宛に東京のKさんから焼き菓子が届きました。 私達が帰るタイミングを見計らって送ってくださったのです。 中身は《ムラング》と洋ナシの《パート・ド・フリュイ》 

《ムラング》にはアーモンドダイズを加えたものとプレーンなものの2種類です。 いずれもプロ並みの作品ですね。 《ムラング》って、こんな大きさにも焼けるのですね。。。

今回の東京の教室で卵白が沢山余りました。 洋菓子などを作られたり、ご入り用の方に差しあげました。 洋菓子の名手・Kさんもその中のお一人ですが… これじゃあ卵白を使ったお菓子を請求したみたいですね〜 。(笑) 嬉しい♪ 早速にお茶を入れました。 「やっぱりKさんに洋菓子を習いたいかも〜」と妹。。。 ありがとうございました!

 

◆  東京 〜 史上最長 9時間半! / 2012.  10. 8

いよいよ神戸に戻ります。 今日は3連休の最終日ですから夕方の渋滞は避けられないものと覚悟していました。 神戸〜東京間、いつもは約7時間程度ですから… 午後1時ごろに東京を出れば普通で行けば到着は午後8時 ごろです。 夕方の渋滞に少〜し引っ掛かる程度かな〜?  9時過ぎ、遅くとも10時までには神戸に着くでしょう。。。と、午後1時過ぎにトマトを出発しました。   

                 

妹との約束の通り帰りは新東名を通りました。 何でも“新品”は良いですね♪ 路面はピタッと タイヤに張り付くよう… トンネルが多いですが圧迫感のない広く明るいトンネルで… 新しい道って本当に走り易いです。 最初のサービスエリア「駿河湾沼津」の絶景にビックリ! 伊豆半島から駿河湾が一望できます。 遠くにキラキラと海面が輝いて 、足下には芒が金色の穂を風になびかせています。 風も爽やかで好天に恵まれ絶好のドライブ日和です。 

                 

建物内は大きなスーパーマーケットの風情ですが、とにかく人、人、人… の大賑わい♪  あんなにトマトを頂いたのに母はここでも「トマトサイダー」なるものを見つけ興味津津! 「あの色は絶対トマトなんて入っていないって…」と言う私達の言う事を全く無視してサイダーを購入です。(笑) ちょっと休憩♪と思ったのですが、なんと ここで1時間も遊んでしまいました。  普通の休息は20〜30分程度ですから既にここで40分以上のロスですね! 富士山を真横に見ながら… (お蔭さまで今回は帰りも見事な富士山を見ることができました) 快適なドライブでした。。。

       

             

。。。東名との合流点三ケ日での渋滞が17kmとの表示が出始めました。 「ええい、この際だから遅くなりついで…」と、次々にサービスエリアに立ち寄りました。 初めてのところばかり… 色々楽しくて、お蔭様でいつも“長い”と感じる静岡県があっと言う間でした。 そして、ついにハマりました、渋滞に! (苦笑) まぁ、これも想定内ですね、私達が三ケ日に着くころには渋滞は14kmの表示に変わりましたが、上りの御殿場の渋滞は40kmと真っ赤な点灯です。 お気の毒… 東京に戻る人が圧倒的に多いのですね。  お蔭さまでピタッと止まることはなく、ゆるゆるノンビリ走る事ができました。

                   

その後、滋賀県内の事故渋滞にも遭いましたが京都からは慣れた道。 巻き返しを図り、実家に戻り付いたのは午後10時半! 私にとっては史上最長時間のドライブでした。 車での上京をご心配下さっていた皆さま〜、無事に神戸に帰りつきました。 ありがとうございました♪

 

◆  東京 〜 果報者 / 2012.  10. 7

お蔭さまで無事に6日間の東京でのお教室が終了しました。 今回も たくさんの皆さまにご参加頂き楽しんで頂けたことを嬉しく思っています。 大勢の皆様から色々なものを頂戴しました。 それは確かに具体的な物質でもあり… 温かい真心も… です! こういう仕事をしていなければ出会えない… 家族でやっているからこそ出会える… モノ、コトなのです。

特に母は「貴女達のお蔭で良い思いをいっぱいさせて貰って幸せ!」と、今回、何だか涙ぐんだ表情でしみじみと…。  玄関で「お母さま、お元気でしたか?」と、まず最初に皆さんからお声をかけて頂き 、「お母さまに!」と 手渡しでの贈り物を頂戴したりしています。(笑)

ここは到来物をご披露するコーナーではありませんが、母の梅酒好きを知るKさんからはご自宅で収穫した梅で漬けた5年物の梅酒を東京での晩酌用にと頂き、日本のお母さんと呼んで下さるYちゃんからは「お母さんにしばらく会えなくなるから、お母さんの大好きなトマト…」と代官山の「セレブ・デ・トマト」からトマトの詰め合わせを、「駅前の八百屋さんでトマトを見たらお母さんの顔が浮かんで、つい…」と毎月神戸にお茶に通って下さるMさんも 真っ赤な大きなトマトを…。 

       

昨日ご参加下さったHさんは機織りがご趣味で、いつも素敵なバックや小物をお持ちです。 母に…ご自身が織り、機織りの先生が仕立てて下さったというかわいいバックをプレゼントして下さいました。 母の好きな赤です。 どうして解かるんだろう? 母の好みが…。 「こっち(Hさん)も、そちら(母のこと)も、あまり先が無いからさぁ〜、早くプレゼントしとかないとね〜♪」と、高笑いするHさん、実にさっぱりとしたご気性です。  お手間入りの貴重品ですが、こちらも笑って頂戴する事ができました。。。 皆様、本当にありがとうございます。  皆様から支えられている事を心から幸せに、有難く思っています。

 

◆  東京 〜 栗おこわ / 2012.  10. 7

私の栗好きをこのコーナーから一番最初に見つけて… 一昨年「マロンパイ」を焼いて来てくれたNさんが、今年は「栗おこわ」をふかして来てくれました〜。 まだ、温かい…。 

Nさんとはフェイスブックでも仲良しで… 連日、美味しそ〜なお料理がアップされます。 そのたびに「お嫁さんに欲しい!」とつぶやいてしまう私です。(笑) だからかな? ふっくら美味しいおこわを持って来てくれました。 

栗好き♪ おこわ好き♪には、たまりません!! ほど良い塩味のおこわの中にほんのり甘い栗♪ 栗を剥くのも大変なのに… 本当にお料理上手のNさんです。 ご馳走様でした。 

 

◆  東京 〜 あああ、残念でした! / 2012.  10. 6

今回の教室で今日までに欠席者が一人もいませんでした! 「こんな事は初めてだね〜。 嬉しいね〜。」と、三人で喜んでいたのですが、とうとうやっぱり… お休みの方が出てしまいました。 今日の午後と明日の午前のクラスです。 土日の参加者はお勤めの方が殆どですから、休日にはお疲れが出てしまうのですね。 残念ですがこればかりは仕方がありません。 どうぞ、お大事に… 十分に休養して下さいね!

私はと言うと、お蔭さまですこぶる元気です。 今日も教室終了後に親友のSちゃんと六本木集合です。 今回は「外飯」が多いです!(笑)  今回の外出は3回とも雨の夜になりました。 N君と出かけた時は最初から傘をさして…。 翌日は雨の予報は全くなかったのに… お店を出たらバケツをひっくり返したような雨! Kさんのお店でビニール傘をお借りしました。 雨女を返上したはずのSちゃんと会う今日、夜には雨の予報でした。 しっかり傘を持って出かけて大正解! お店を出る頃にはポツポツと…。 

晴れ女の私としては心外ですが、楽しい時間をありがとう…♪
 

 

◆  東京 〜 虎屋の栗粉餅 & 中里の揚げ最中 / 2012.  10. 5

今日の午後のクラスには、今年の春に東京中の桜をご案内して下さったHさんがお見えでした。 この夏にはお譲様のご結婚があり、その引き菓子の一部に前回の教室で行った《琥珀糖》を新婦の母自らがお作りになられたそうで 、何度も何度もお礼を仰って下さるのですが… 私の伝えたことを上手に工夫なさって上手に活用して下さるのはHさんご自身なのです。 私の方がお礼を申し述べたい心境です。(笑)

そのHさんからまたまた美味しいお土産を頂きました。 ふふ… 虎屋さんの《栗粉餅》です。 プラス、中里さんの《揚最中》です。 Hさんも虎屋さんの《栗粉餅》が大好物なのだそう…。 私も大好きです! 「こちらは近所のものですが 、最近、東京大丸にも出店されたようで… 好き嫌いあるようですが私は好きなんです。 すぐに湿気ますからお早めにお召し上がり下さいませ」と。。。 中里さんの揚最中は初めてです!! いつもいつも本当にありがとうございます♪

                  

虎屋さんの《栗粉餅》、コレは栗を使ったお菓子の中でも最高峰だと思います。 ただの“きんとん”ではなく 中餡と栗のそぼろの間に薄っすらと求肥が隠れている… その薄い求肥が《栗きんとん》ではなく《栗粉餅》の名に表現されていますね。 虎屋さんのあの白小豆の白あんと栗の風味が上品にマッチして本当に美味しい秋のお菓子だと思います。 

予約をしてまで… 家に和菓子が溢れているのに… お値段も高価だし… (苦笑) このところ、すっかり頂く機会を逃していました。 やっぱり絶品ですね。。。

                  

中里さんの《揚最中》は初めて頂きました。 雑誌などでよく取り上げられていますが、これが話題の《揚最中》ですか〜。 面白い…♪ 最中の皮が胡麻油で揚げてあって 、ほんのりお塩が振ってあります。 中の粒あんはあっさりした甘さ! 確かに絶妙です! 塩気があって甘く香ばしい… 私達も好きな美味しさでした。 Hさん、ご馳走様でした〜〜♪


 

◆  東京 〜 元気な赤ちゃんを… / 2012.  10. 5

今日の午前のクラスには男性が2名! 午後のクラスには妊婦さんが2名! 東京の教室は参加者もバラエティに富んでいます。男性のお一人は和食の職人さん、もうお一人はチョコレート職人?商品開発担当かな? お二人とも和菓子に興味を持ち、勉強熱心な方々です。 私は母親?お姉さん気分で… 何か彼らのお役に立てれば良いな〜と常々思っています。

午後の妊婦さん達の予定日は、お一人は11月で性別不明、お一人は12月で女の子の双子ちゃんだそうです。 残念ながら今回をもって教室はしばらくお休みです。 「先生、落ち着いたらまた必ず来るから… 東京のお教室、絶対に辞めないでね!」と何とも有難い言葉をかけて下さったのは韓国人のYちゃんです。 Yちゃんは我が母が大好きで(何でも祖国のお母さんを思い出すのだそう…) 帰りがけのお玄関では母に抱きついて「お母さん、元気で…」と、涙を浮かべてくれました。 韓国のお母さんも初孫を楽しみにしておられることでしょうね。

双子ちゃんが生まれるTさんは、Yちゃんと変わらないくらい大きなお腹… なんたって二人ですものね! こちらはTさんに代わって次回はお母様がご参加下さいます。 Tさんが海外赴任の間もお母様がずっと教室にご参加下さり、そのお母様がTさんの赴任先であるシンガポールまでレシピと材料を持ち込んでご教授して下さり…と、熱心に続けて下さった母娘さんなのです。 Tさんは先ごろトマトの徒歩圏に引っ越して来られて… 「母に見てもらって、来たいと思います♪」と、これまた有難い言葉を残し笑顔で帰って行かれました。

お二人とも、お身体に気を付けて元気な赤ちゃんを・・・。 

  

◆  東京 〜 現場監督? / 2012.  10. 4

トマトの裏手に高級シニアホームが建設中であることは、お話しましたね。。。 その工事現場には朝7時過ぎには人が来ていて、8時には仕事を開始されます。 お昼には正午から1時間、10時と3時には必ずキチンと30分ずつ休憩をなさいますが夕方は日没まで! あるいは煌々とライトを付けて残業の日もあります。 母はまるで現場監督のように 、この工事の作業を見るのが気に入ってい るようです。(笑)

           

母、曰く… 「キビキビとハツラツとしていて、見てて気持ちが良い♪」  & 「みんな仲良さそうに、すっごく良く働くよぉ〜」 &  「一生懸命働く人の姿はいいね!」と。 時折、大勢の若者の働く姿を覗いては満足そうにニコニコしています。

銀行の社宅であったと聞いているその敷地、前回の折に更地になり… もしかしたら3カ月の間に完成しているのでは? などと思っていたのですが、その工事は思ったより進んでいませんでした。 ゆっくりではあるけれど少々の事ではビクともしないような堅固な建物が 、着実に出来上がって行くように感じます。 次回の上京までに完成してるのかしら? 楽しみです♪

 

◆  東京 〜 カルシファーズ・グリル / 2012.  10. 4

去年の10月4日もそうでしたが、今日は我々の師である大阪の会長先生が東京での行事の為に上京されます。 先日の日本橋での祝賀会でもご一緒させて頂いたばかりなのですが、昨年と同様に今夜の夕食をご一緒することになりました。 昨年は「ムッシュ・ヨースケ」にお連れしたのですが、さてさて今年はどうしましょう。。。 

そうだ!と、思いついたのが今朝ご参加下さっていたKさんがオーナーの、銀座の「カルシファーズ・グリル」です。 鳩居堂前集合なら間違いは無いし、銀座からなら池袋にホテルを取られた先生も私達も地下鉄1本で帰れます。  お店には長らくご無沙汰していますし… ちょうど良い機会です。 思い立ってKさんに予約をお願いしました。

鳩居堂さんから銀座8丁目のお店までそぞろ歩きです。 思えば銀座も久しぶりです。 東京のお店って本当に目まぐるしく変わるのですね、全くのオノボリサン状態です。 無事にお店に到着すると… やっぱりKさんが出迎えて下さいました。 こんな風にご迷惑になるのでは ?と思ったりもしたのです。(苦笑) お店は超満員! この様子だと私達はオーナーの命令で無理矢理入店が許可されたみたいですね。 Kさん、ごめんなさいね。。。

「お待たせして申し訳ありません!」とKさんはしきりに気を揉んで我々の席までお詫びに来られましたが、先生は待つことなど一向にお構い無し! 先日の祝賀会の話、我々の東京での話、今日の行事の話… 話題は尽きることがありません。 お喋りして待つことは苦にはなりませんでした。 

お料理はブリフィックススタイル。 10種類以上並んだワゴンサービスの前菜から3種+パスタ+炭火焼きのメイン、それぞれ好みの1品を選んで組み立てるのです。 見ていてコレは大変だなぁ〜と思いました。 ワゴンを持ち出しての前菜の説明、そこで人数×3種のお料理が決まります。  さらにパスタも10数種類から各人がチョイス、メインも然り…。 デザートと食後の飲み物はオプションですが、デザートも再びワゴンサービスから2種+ソルべ! 一時に大勢のお客様が集中したら… きっと厨房はえらいことになっていると思います。 少しくらい待たされても致し方のないことと思います。

其々に選んだ前菜は何やらワクワク楽しくて… パスタは「ずわい蟹のトマトクリームソース」 〜 Kさんから頂く通販デリで、我が家の一番人気です。 そして久しぶりに(東京では牛肉が欠乏気味)柔らかくて美味しいお肉を頂きました♪ カメラを持参したのに… 先生の前でしたから遠慮しました ! 折角のお料理ですが写真はありません。 今日のように少し間隔を空けてお料理を頂くと本当にお腹いっぱいになりますね。 ご馳走様でした!

 

◆  東京 〜 知らなかった! / 2012.  10. 3

午後のクラスのNさんから「ご存知だと思いますが辻口さんのお豆です」と、お土産を頂きました。 「へぇ? 辻口さん、今度はお豆屋さんを出したのですか? いつ? 何所にですかぁ?」 「え…、もう随分前ですよ、去年かな? 近くだから… 先生達、きっともういらしたのかと思ってました〜」 

いいえ、いいえ… 笑! 辻口さんの豆スイーツ屋さんのこと、全く知りませんでした! 情報通の妹ですが最近は忙しくて… その最大の情報源である雑誌を立ち読みするために、徒歩1分のジュンク堂へ通う時間がないのです。 住んでいた頃は開店すぐの混まない時間にしょっちゅう立ち読みに行き、様々な情報をキャッチしていましたが…。 年齢と共に最近少し甘いものを控えているせいもありますね。 (笑)

                  

それにしてもNさん、相変わらす和菓子も洋菓子もお詳しい!!! 伊豆にお住まいなのに東京のお店情報の早いこと!!! ただ知ってるだけじゃなく、ちゃんと足を運んでお味もチェックしておられるから素晴らしい♪ 洋菓子の先生というお仕事柄とはいえ、Nさんの情報量と知識には感服です。 私の和菓子情報はかなり古いことが多いし偏っていますからね、見習わねば…。苦笑!

辻口さんのお菓子に憧れて… 自由が丘のモンサンクレールを訪れたのはいつのことでしょう。 六本木ヒルズのチョコレートショップにも二子玉川の紅屋和楽にも並ばせて頂きました! コンフィチュールのお店、お茶屋さん、豆スイーツのお店… 彼のヴィジョンは果てしなく広がり、着実にその夢を実現して行かれるところがスゴイですね〜♪

 

◆  東京 〜 幼なじみと新橋デート♪ / 2012.  10. 3

教室終了後、世田谷区在住の幼なじみのN君と妹と3人で食事をすることになっていました。 N君とは先月のプチ・クラス会で久しぶりに会い「クンちゃん (妹)がN君に会いたがってたよ〜」と告げたことから、「じゃあ、東京で!」と今日のデートの話が決まりました。 ところが、今日の日を一番楽しみにしていた妹は体調不良でダウン!! ギリギリまで行く つもりにしていましたが「仕事優先ということで…我慢する…」と、大人な発言。

で、行って来ました、新橋に!(笑) 以前に(10年も前になるらしいです)東京で3人で会ったのは東京で教室を始めた年です。 その時は私達のリクエストで都立大にあった茂手木先生のお店に中華を食べに行き… 結局、N君にご馳走になったのでした。 その後「あんな高級中華、サラリーマンは行かないから…」と笑われました。 「じゃあ、今回は親父のお店でヨロシク!」と、新橋のおじさんのお店をリクエスト♪ 大っきな杓文字が目の前ににゅ〜っと… 《炉端焼き》って、久しぶり!!! お魚が新鮮で…とっても美味しかった〜♪ 結局、 今日もご馳走になってしまいました! (笑)

N君とは中学1年まで隣に住んでいて、幼稚園、小学校、中学校1年生まで同じ学校に通いました。 おまけに小学校の5年、6年は同じクラスだったのです。 なのに私達が引っ越ししてしまってからはずっと音信不通でした。 先日のクラス会のメンバーには通じないご近所 さんの近況を聞いたり、懐かしい子供の頃の話をしたり…、子供心に感じていた事、大人になって分かった事など、大いに納得したり新発見があったり、本当に楽しい時間でした。  それにしてもSL広場… 雨なのにこの人出は何? 

「3丁目の夕陽」じゃないけれど… 古き良き時代を共有できる幼なじみって良いもんですね! 「どう考えたって、これから残された時間の方が少ないんだから元気なうちに沢山会って、美味しいもの食べて、美味しいお酒を飲んで、喋ろうね〜」と、今度は暮れに両方の妹と母親も交えて会う事を約束して帰ってきました。 是非とも、実現したい。。。です♪
 

 

◆  東京 〜 松島屋の栗蒸し羊羹 / 2012.  10. 2

初日の午前のクラスが無事に終わる頃、玄関のチャイムが鳴りました。 こんな時間に誰かしら?と出てみると、5日の午後にご参加予定のYさんでした。 一瞬、日にちと時間を勘違いなさったのかしら…と。  ふふふ… とんでもありませんでした! 私の為にわざわざ高輪の松島屋さんの《栗蒸し羊羹》をお持ち下さったのです。 「ちょうど近くまで行ったので…。 要冷蔵ですから冷蔵庫に入れて下さいね。  では、また5日に参ります。」 

「豆大福」で有名な松島屋さんの期間限定品、多分、予約しないと手に入らないはずです。 包みには「要冷蔵 3〜4日中にお召し上がり下さい 松島屋」との紙が添えられていました。 だから、わざわざ今日… 栗好きの私の為に… 和菓子の勉強の為に… 感激です! 

       

さほど大きな包みではありませんが、ずっしりと重い。 先ほどの紙以外にお店の住所も電話番号も、お菓子の内容表示も製造日も何も記されていません。 包装紙を開けると… 驚きました! 箱も無く ただラップに包まれただけの羊羹がそのまんまの姿を現わしました。 華美でお洒落なラッピングを競う現代において何ともシンプル! 武骨 とさえ感じる堂々とした姿です。(笑) 見るからに栗がゴロゴロ… 小豆の香りと栗の香りが…ふわり! 先に食べた妹が「う〜ん〜、コレ、すっごい美味しい!!!」と声をあげました。 

新栗を使い、おそらく茹でただけ(?)で甘露煮にしていないからこの優しい甘さと香りが出せるのですね、きっと!  いやぁ〜、本当に絶品ですね! 「中の栗の甘くない甘さが、私は好きなんです」とYさんの仰った言葉の意味がよく解かりました。 今年は栗の出来が良いそうですから、 格別美味しいのでは。。。(笑) Yさん、ご馳走様でした。。。 機会があれば私も甘露煮(市販)を使わずに茹で栗で「栗蒸し羊羹」を作ってみます♪ ありがとうございま した。

 

◆  東京 〜 自家製 栗のペースト / 2012.  10. 2

午後のお教室にはKさん&Oさんペアがおみえになりました。 毎回、Kさんからは洋菓子を、Oさんからはパンを頂きます。 もちろんお二人とも手作りです。 そして… KさんからもOさんからも一度として同じ作品を頂いたことがありません。 お二人のレパートリーの広さには感服しています。

kさんは今年も栗のお菓子「マロンクリームのロールケーキ」を頂きました。 驚いたのはマロンペーストから手作りだそうで、さらにビックリなのは栗そのものもご自分の山?で 収穫したもの。 そう言えば、昨年はあっさりと煮た渋皮煮を頂き… 去年はその渋皮煮をクリームの芯にして巻いた「マロンのロールケーキ」を頂戴しましたね。

こんなにたっぷりクリームが巻いてあるのに、甘くな〜い! 市販品のようなくどい甘さではなく飽きの来ない優しい甘さです。 そして栗の香りも優しい…。 先の栗蒸し羊羹もそうでしたが、香料無添加の栗の香りとはこうしたものですね。。。 
Oさんのパンは「オリーヴのパン」と言われたよ。。。と母が言います。 確かにオリーヴオイルの香りと少しピリッと黒コショウが利いた、モチモチした山食のようなパンでした。 朝食というよりは夕食に頂きたい感じのパンです。。。

お二人からの差し入れを頂くと、妹は「近かったら絶対、Kさんに洋菓子を習いたい!」と言い、母は「Oさんにパンを教えてほしいね〜♪」と言います。 本当に“近かったら” 是非、そうして欲しい!と、いつも思う私です。

今回、どうしたことかお二人の作品の写真を消失してしまいました! ゴメンナサイ… 画像がありません!!!

 

◆  東京 〜 台風一過の快晴 / 2012.  10. 1

お決まりのような台風一過の青空が広がり、朝から富士山がきれいに見えました。 ラッキーな朝でした♪ トマトのベランダからは富士山を拝む事ができるのですが、この季節はきれいに見える事が少なく… 見えても直ぐに隠れてしまいます。 

いよいよ明日から東京での和菓子教室です。 東京での教室は年に5回、基本は偶数月の開催ですが8月は夏休みを取りますから、4ヶ月ぶりということになります。 何だか本当に久しぶりで… 皆さんにお会いするのが楽しみです! この秋の回には毎年台風の心配をするのですが、今年はもう大丈夫そうですね。 一安心です!

例によって「花善」さんで花を買い求めました。 この暑さです、秋らしい花を〜と思って出かけましが、今日は「黒ほうづき」という花茄子のような花が目に留まり… 吾亦紅やら秋桜やらにも未練を残しながら… 今回はコレを入れることにしました。 初めて見るお花です。 

普通「ほうづき」は花が咲いてからガクのようなものが袋状に出来て、中に朱色の実(種)ができていますよね? この「黒ほうづき」は袋状にはならずピラピラと5枚のガクが、ただくっ付いているのです。 そしてガクの中から薄紫色の花が延びています。 ガクの中に緑色の小さな実を持ったものもあります。 不思議な色と不思議な構造… 「花善」さんのお兄さんに尋ねてみると、年に2、3回の入荷しかないそうで… これまたラッキー♪ 

幸先の良いスタートとなりそうです。 明日からの6日間、皆さま宜しくお願い致します。