◆  4ヶ月ぶりの東京 / 2011.  5. 30

今日の午後の飛行機で、4ヶ月ぶりに上京しました。 昨日であれば台風の影響をまともに受けたでしょうが、お蔭さまで神戸を出る時には既に薄日が差していました。 羽田到着と同時に、親友のSちゃんからも「さすが晴れ女! 東京も晴れて来たわよ〜」とメールをもらいました。  何はともあれ天候が良いというのは、やはり気分の良いものですね。

まず、羽田空港が暗い事に驚きました! トイレも通路も、売店も自販機も、電光の掲示板も、広告のパネルも…。 何もかも暗いです。 その後、乗り継いだ電車も駅も、そしてスーパーも 銀行も… あらゆるお店がみんな、みんな、節電ですね。 先日、神戸の生徒さんが「東京から来た親戚が、関東と関西では温度差が有り過ぎる!と憤慨していました」と、仰っていましたが大いに納得しました。 関西はいけません!! もっと東京(関東)の節電を見習いましょう。 もちろん関西だって節電を唱えてはいますが、比ではありません!  こうして東京に来てみれば、手緩くて甘くて真剣さがまるで感じられませんね。 その方が憤慨されたのがよく分かります!! 想像以上の暗さです。。。

そして、たった4ヶ月の間に「学芸大学」の街も、所々、様変わりしていました。   新しいパン屋さんやコーヒーショップが出来ていたり、居酒屋さんがイタリアンレストランに、パスタのお店が串揚げ屋さんに! 更地になっているところもあったり。。。 街ってこうして知らず知らずの間に姿を変えていくものなのですね。。。 

明日からのお教室も”期間中、どうぞ大きな雨になりませんように”と祈りつつ、、皆様との久しぶりの再会が楽しみです。

 

◆  梅雨入り / 2011.  5. 26

例年より10日以上も早く、梅雨入りしたそうですね。。。 来月の東京教室から戻る頃までは、何とか大丈夫だろうと思っていたのに大的外れです! 入梅が早いという事は梅雨が早く明けるのでしょうか? それとも、梅雨が長いということなのでしょうか? 梅雨 もなければ困るものですが、雨がこれ以上、被災地の皆様に被害や負担を及ばさぬことを願うばかりです。

私は今まで長い間、教室兼住居という生活をしていましたから、雨の中を歩くという事が殆どありませんでした。 雨の日は極力出かけずに済むよう… 過ごして来ました。 教室のある日は 、ともかく“晴れる事”を願い皆さんが気持ちよくお出かけ下さる事を祈っていました。 「晴れ女」を自負している私達ですが、今年からは雨の心配をしながらの通勤になりそうです!(笑) 雨を楽しむ余裕ができれば大したものなのでしょうが… やはり靴やバッグ、衣服が濡れるのは嬉しくありませんね。 


今日のお稽古にはMちゃんが、ひいおばあちゃんのお着物を着て登場です。 髪もきちんとまとめて髪飾りでとめ、随分とお姉ちゃんに見えて驚きました。 何だか妙に色っぽくて…(笑) 小さくても女性は、あくまでも女性なのだと感心しました! 「また、お着物でお稽古に来て下さいね」と言うと、 「いいです…」と、もの凄い勢いで首を横に振られて… 皆で大笑いです。 ちょっと苦しかったみたいですね。 喜んで着物を着てくるMちゃんやSちゃんも偉いですが、この幼いお子さんたちに着物を着付けるお母さん・Nさんが立派だと、いつも思うのです。 小さい時から、抵抗なく着物に接してもらえることは嬉しい事です。

最近は服装がとてもカジュアルになり、多様化していますよね。 お稽古に着物を!とまでは決して言いません。 が、守るべきTPOはあると思います。 裏千家学園時代、着物にも服装にも色々と約束があり ました。 例えば、毎月お朔(1日)には御家元の道話があり必ず紋付を着なければなりませんでしたし、 学校長の講話の日には小紋以上の着物でした。 また、午前の実技で奥儀の授業の日は当番が当たっていても(掃除や水仕事があっても)一つ紋を着ましたし、午後からの様々な授業はスーツかワンピースで受講でした。 つまりそれは先生(相手)に失礼でない服装を!という事で す。. 学生の時には「バカみたい」だと感じたこともありますが、この“教え”も貴重だったと、今この年齢になってしみじみ思う事です。 この夏の 節電は大切な問題で暑い夏に無駄なジャケットはもちろん不要です! が、エコに乗じて、これ以上服装の乱れがひどくならなければ良いなぁ〜と、今日のMちゃんを見て思いました。

 

◆  懐かしくて嬉しくて… / 2011.  5. 17

今日の午前の和菓子教室に久しぶりにMさんがご参加下さいました。 Mさんは… お料理の水曜チームのメンバーです。 食べる事が大好きな水曜チームの食べ歩きの会は、その後もちゃんと続いている。と、微笑ましくも嬉しいお話を伺いました。 「 今でもずっと、毎回、先生のお料理のお話が出るんです。 再開はありませんか?」 と、さらに嬉しいお言葉をかけて頂きました。 横にいらした(同じくお料理教室にもお越し下さっていた)Wさんとお二人で「是非、もう一度、料理教室を…」と有難いお言葉です。

Mさんは以前から母にとても親切で…、母もまたMさんの事がとても好きなのです。 (笑) 「今日はお母さんの知った方ばかりだから」と、まだ少し風邪が治りきってはいない母を伴って教室にやって来ました。 Mさんも母が居るとは思っておられなかったのかも知れません。 夜、「楽しかったです!」と頂いたお礼のメールには“母と妹と私、三人が揃っている姿が良いですね” とお書き下さっていました。 さらに「未練がましいけれど…」と、食材の事やお料理の事を書いて下さっていました。 幸せです! ありがとうございます。 私は料理のプロではありませんでしたのに… こんな風に仰って頂いては勿体ないです。 が、「先生冥利に尽きる」というのでしょうか… 正直、本当に嬉しかったです。 

そうですね、皆さんに「勝手ながら、お料理教室を辞めます」と宣言したのは、昨年の6月でした。 ちょうど一年ですね。 勝手な先生でごめんなさい! 以前にも書きましたっけ? 「料理人は自身の立ち位置を客観的に見ること(判断)が出来なければならない」 人気の中で閉店したジャン・ムーランの三木シェフの言葉です。 この言葉を聞いた時から「引き際」についてはずっと考えていたんです。 昨年中は頑張るつもりでいたのですが… 思うところがあり8月に閉鎖したのでした。 

「料理教室」を再開する事は残念ながら「無い」と思います。 でも食べる事、作ることは変わらず好きです♪ 「教室」を離れてみて、料理に対して思う事、感じる事もたくさんあります。 いつか別の機会に、また皆さんと美味しいものをたくさん作って食べて、楽しいお喋りをしたいと思っています。 今日は、本当にありがとうございました。

 

◆  残念! & 期待してます!  / 2011.  5. 11

割り稽古、略盆、千歳盆を卒業したSちゃんとMちゃん姉妹に、今日から柄杓を使い風炉のお点前を始める約束をしていました。 小学校3年生になったMちゃんに柄杓がちゃんと扱えるのか? 私自身が、少々不安でした。

夕方、お稽古にいらしたNさん母娘さんにSちゃんの姿がありません。 Sちゃんはこの春から中学生です。 学校も遅くまで授業がある上にクラブ活動が重なり、時間的にどうしてもお稽古には来られないそうです。 残念です! Sちゃんはきっと勉強好きのお子さんだったと思います。 伝えたお点前や物事は大概一回で覚え、間違いを繰り返すことは殆どありませんでした。 軸の漢字や意味、花の名前やお菓子の銘もきちんと控えて帰り、家でノートにつけていました。 Mちゃんが妹で幼い部分もありますが、 Sちゃんはしっかり大人の生徒さんとして接する事のできるお子さんでした。 これからが楽しみでした。 

残念ですが… 学生さんの本分は学業ですから! そんな中、嬉しい事に学校の選択授業に「茶道」があり、Sちゃんは学校でお茶の勉強を続けてくれるのだそうです。 思えば… Sちゃんがこの中学のオープンキャンパスでお茶に触れた事が、お稽古を始めたきっかけでした。 学校でしっかりお勉強して下さいね〜。 「本人がご挨拶に伺うべきところですが…」と、Nさんからご丁寧にツマガリの焼き菓子の詰め合わせを頂きました。 焼き菓子好きとしてはとっても嬉しいのですが… どうぞ、お気遣いはご無用に! Sちゃんには夏休みや冬休み… お時間のある時にいつでもお稽古にいらして頂きたいと思っています。

さてさて…心配していたMちゃんの小さな手ですが「案ずるより何とやら…」で、私の三分の二くらいしかない可愛い手指が、実に器用に動く事に感心しました。。。 (笑)  大人の生徒さんのように“柄杓を落とす”という恐怖心が無いせいか? 邪心無く、私の言う事を本当に素直に確実に聞き入れてくれて、二度目のお点前できれいな柄杓の扱いをマスターです。 お点前が終わり、一礼の後には一同が拍手です。 これから半年間、風炉のお点前、頑張りましょうね!

 

◆  出来上がりました!  / 2011.  5. 10

3月に開かれた展示会の折にお願いした渾大防先生の帯が出来上がりました! 連休前にご連絡を頂きながら、取りに伺う時間が無く、本日やっと手にしました。。。

思っていたより地味に感じました。 帯芯が入ると印象が変わるものですね。。。 でも、嬉しい!! 実にスッキリしていて素敵です。 夏のまともな洒落帯は芭蕉布くらいしか持っておらず… それとはまったく違う趣に… 「これなら一生締められるね」と、3人で大笑い&大喜びです。 シンプルに単色でスキッと染め抜いて下さっていて、それが凛とした渾大防先生のお姿と重なって、より一層素敵に感じられます。 先生も同じ帯をお持ちなのだそうです。 先生とお揃いだなんて恐れ多い… でも感激です! 生涯、大切にさせて頂きます。

       

さらに更に… ちょっとした手違いがあり納品が遅れた為でしょうか、先生から素敵なテーブルセンターのプレゼントを頂きました。 何だか申し訳ない!! 何だかとっても得しちゃいました!!! (笑) これからの季節にピッタリの色目です。 お心遣いに感謝申し上げます。 夏が待ち遠しいです。。。

 

◆  大往生  / 2011.  5. 9

今朝早くに母の叔母さん(私達には大叔母さん)の訃報が入りました。 96歳、老衰です。 実家から車で20分程の所にある施設におられましたので、母はよく会いに行っていました。 もっとも、最近は母を姪だとは認識せず… 姉さん(祖母)に よく似た人だねと言われていたそうです。 もちろん母は知らせを受けたと同時に飛んで行き… 私達もお通夜にお参りをさせて頂きました。

きれいでした。。。 もの凄くきれいなお顔でした。 淡い紅を引き、ふっくらと色白で、シワはおでこに薄っすら数本? 深いシワはまったく無く、シミも ありません。 可愛いピンクのうさぎのぬいぐるみを両横に抱き、「叔母ちゃん!」と声をかければ起きてきそうな、気持ち良さそうにただ寝ているようなお顔でした。 きれいな方でしたが… 「おばちゃん、こんなにきれいな人 だったっけ〜?」 感動しました。 安らかな眠りにつかれた方は、皆さん、きれいなお顔をなさっておられますが… 妙な言い様ですが、このまま置いてて欲しい! そんな気持ちを抱いてしまいました。

ふと、自分はどんな顔で最期の時を迎えるのだろうか? と、心配しても仕方の無いことを思いました。 おばちゃんのようであって欲しいな〜と厚かましい事を思いました!(苦笑) 自分で鏡を見て確認出来ませんものね。。。 

母、曰く… 叔母さんは決して安穏とした生活を送った人ではなく、ご苦労も多かったそうです。 が、私達が知っているのは、いつも陽気で明るくて楽しい叔母さんでした。 美しいものには敏感に反応する可愛いおばあちゃんでした。 96歳の大往生です。  おばちゃんの美しさは、きっと、花がきれいに咲こうとしなくても美しいのと同じですね。 近年、子供のようになってしまっていたおばちゃんですから、心には苦しみも憎しみもなく、生まれた時と同じきれいな心で天国に旅立ったから… なのだろうなぁ〜と思いました。 おばちゃんを見習って常に前向きで明るく陽気に人生を過ごし、きれいな顔で永遠の眠りにつきたい!と、思いました。 心からご冥福をお祈りします。

 

◆  母の日 / 2011.  5. 8

5月の第2日曜日、今年は母の日が最短でやって来ましたね。 今年も我が母には東京のTさんとMちゃん母娘さんから、昨日、素敵な花籠が届きました。 毎年欠かさず… ありがとうございます! Tさんが母の日にお花を送って下さるようになったのは、Mちゃんが生まれた時からですから、もう10年以上ですね。。。 心から感謝です。 そして…月日の流れの速さには驚くばかりです! 今年は花束でもアレンジメントでもなく、カーネーションをメインに鉢ものをたくさん白い籠に詰めた寄せ花でした。 母は病みあがり?につき、出演拒否!(腕だけ参加です。 笑) 

我が家ではN先生をお迎えして、皆で夕飯を一緒にしました。 先生には例の「バウムクーヘン」をプレゼント! N先生はお酒が全くダメですから、「バウムリンデ」ではなく普通の「バームクーヘン」を…、花より団子といったことろです。(笑) 大阪まで買いに行った事をお話すると…テレビの報道で混雑ぶりをご覧になっている先生は「あんなにすごい人の中を行って下さったの?」と涙ぐまれて…。 こんな小さなお菓子に泣かれても…と妹と二人困ってしまいました。 「小さくても、お気持ちがこんなに(手を大きく広げて)あるじゃないの」 先生も甘いものがお好きで、特に「バウムクーヘン好き」である事を知っていましたから、喜んで頂けるだろうな〜と思っていましたが、まさかここまで感激して頂けるとは・・・。 良かったぁ〜♪

私達の周囲にはN先生、東京の松島先生、京都のT先生、N先生…。 私達を可愛がって下さる、母と変わらぬ存在の先生方がたくさん居て下さいます。 先生方のお蔭で、こうして大きな顔をして日々元気に活動出来る事に、もちろん我が母にも…、 母の日に改めて感謝です。 いつも、ありがとうございます。

 

◆  気がつけば…  / 2011.  5. 7

ゴールデンウイークもおしまいです。 黄砂もきつくお天気もパっとせず… 何より東日本の大震災の事もあって、どこかしら気持ちの晴れない連休でした。 やりたかった仕事も、結局、半分以上残ってしまいました。 本当に 要領が悪く時間のやりくりが下手になりました。(苦笑) 

気が付けば… 玄関横の小さな花壇の“すずらんの花”が終わろうとしていました。 せっかく可愛い花を咲かせていたのに、声も掛けてやらずに… 可哀想な事をしました! 明日からのお稽古の準備の為、久しぶりに有馬街道を車で下り、山の緑がにわかに色を増している事にも驚きました。 ボ〜ッとしているのは私だけなのかも知れません。 早や、1年の三分の一以上が過ぎてしまいました。。。 何だか恐いです。 明日からは風炉です! しっかり気持ちを切り替えたいと思います。

 

◆  JR大阪 三越伊勢丹 / 2011.  5. 6

一昨日オープンした大阪ステーションシティに出来た「JR大阪 三越伊勢丹」に行って来ました。 今日は金曜日! GW中ですが、一応、平日です。 祝日と土日の間に当たる平日狙いでやって来て正解でした 。 オープン初日のテレビで見たような長い列や入場制限も無く、スッと入れました。 私達のお目当てはもちろん「ホレンディッシュ・カカオシュトゥーベ」です。 (笑) 

先日来、騒いでいる北ドイツのお菓子屋さんで、日本では新宿伊勢丹に続き2店舗目だという事です。 先日Nさんに頂いた「バウムリンデ」が気に入って… それを日頃お世話になっている先生方に“母の日”のプレゼントとして贈る為、さらには私達も「バウムクーヘン」「クラシック・バウム」をゲットしようと、ノコノコ…電車で出かけました。 (笑) 

          

皆さん、さすがに良くご存知ですね! 地下2階の売り場にはしっかり「最後尾」の札を持った行列が出来ていました。 こうした行列にはあまり並んだことがありませんが…(笑) その為に来たのですからね。 行列からは案外早くに…、つまり、さほど待たずに開放されました。 (笑)  お店ではドイツの本店から店主・3代目バルテルスさんがサイン入りのパンフを配っておられました。 随分な力の入れようですね。 お蔭さまで欲しかったモノを買い込んで、あとはウロウロ…。 

                  

行列の出来ているお店は案外少なくて、その数も長さも東京のデパートのようなことはありません。 改めて東京の人口の多さに驚異を感じます。 多分一番長い列を作っていたのは仙台銘菓の「萩の月」のお店で す。 被災地支援の意識からでしょうか…。 あとはやっぱり「ジャン・ポール・エヴァン」でした。 隣りの「ピエール・エルメ」で、つい、マカロンを買ってしまい…。 和菓子のお店もチェック! 「老松さ」んで夏柑糖を見つけ、またもや、つい…。 堺の「肉桂餅」 もあり、「赤福」には茶店?もあって嬉しくなりました。(笑) 甘いもの、少々、買い過ぎました! 

他のフロアは、また後日、ゆっくりと…。 でも、《お茶のお稽古が出来る》と噂のお茶室は、見て帰らねば…と、6階へ。 お稽古サロン「学美庵」と 銘打っていて、お茶だけでなく、着付けや書道、礼法など日本文化全般を学べる和の空間なのだそうです。 初心者向けのお教室のようですが… “自分磨き” 良い事ですね!

「JR大阪 三越 伊勢丹」 もう少し落ち着いたら… 改めてゆっくり覗きに来たいと思います。

 

◆  油目の赤ちゃん / 2011.  5. 2

今年のゴールデンウイークは、大企業に近い?8連休です。 お休みの間にはもちろん炉と風炉の入れ替えをして、溜まっているノートの整理、T先生の所から出来上がってきた着物の整理、部屋の片づけ、窓拭き、衣替え… やりたい事、やらなければならない事が山積みでした。 そのつもりで予定も立てていましたが、連休に入った途端に母が風邪を引きました。 う〜ん、5月なのに肌寒く… まだ寒暖の差が感じられますからね、風邪の方も多いようです。 先月、母も色々出歩いていましたから、きっと何所でもらって来たのですね!

と、言う訳で… にわかに炊事が仕事に加わりました。 料理教室をしていた位ですから、当然、料理を作ることは苦にもならず、(笑) むしろ久々の事に楽しくて… そうだ!と、ばかりに車で東山市場に買い物に出 かけました。 三宮に移転してからは湊川には滅多に買い物に行くことが無くなり、本当に久方ぶりの「東山商店街」でした。 無くなっているお店もあり、市場の様子も変わっていて驚きました。 馴染みだった魚屋のおじさんもお兄ちゃんも、花屋のおじさんも…  皆さん、随分と老けて見えました。 何だかショック! 裏返せば… 残念ながら我が身もそうなのです。 きっと相手も「オバサンになったなぁ〜」と、思われたことでしょう。(笑)

何はともあれ、たくさんの食料を買い込んで帰ってきました。 鮮度と安さが“売り”の市場ですが、さすがに連休の狭間ですから、お魚はイマイチ… ちょっぴり残念 なことで した。 今日のラッキーは 「油目の赤ちゃん」です。 一盛り500円!(笑) 「おまけ、したってよ〜」と、奥からのお兄さんの一声で… おばちゃんがさらに一掴み… 袋にポイ!と追加を入れてくれました。 ラッキー♪ありがとうございます。。。 

                  

私達はこの体長5〜6pの「油目の赤ちゃん」の唐揚げが大好きです。 なんてったって、あの白身のフワフワした美味なる油目の稚魚です! 美味しくないはずがありません。。。 骨抜きをしないと食べられない魚なのに、赤ちゃんの唐揚げなら頭ごと骨ごとで全く平気です。 「こんな小さいのん獲らんでも、もっと大きくなるまで待てば良いのにね…」と言いながら、レモンをたっぷりかけてパクパクです!(笑)  思えば“白魚”や“のれそれ”に始まって“いかなご”や“ちりめんじゃこ”も、そうですね。 可哀想に… 春は色々な魚の赤ちゃんを“食らう季節”ですね。 でも、市場ってやっぱり楽しい〜。