◆ 稽古茶事 / 2010. 10. 29 〜 31 今年2度目の稽古茶事を行いました。 10月ですが炉開きです。 今回、最も気をもんだのはお天気でした。 よりによって台風がやって来るとは…。 自他共に認める晴れ女としては自身のパワーダウンか、日ごろの行いの至らぬことを反省するよりほかありませんでした。 (苦笑) 25日には道具出しをしてあれこれと楽しみが広がりました。 翌26日に庭掃除です。 先週、N先生が植木屋さんを入れて下さりお庭は‘すっきり&さっぱり’で大まかな掃除はできていましたが、 木枯らしの吹く中やっぱり一番大変でしたぁ〜。
初日は青空が広がりました。 前日の雨の為、またまた庭掃除に時間が取られてしまって… 結構、慌てました! 席中(客)はお茶事に慣れた3名と全く初めての方が2名です。 亭主はベテランのIさん、水屋は母と妹とN先生。 朝は慌てましたが、その後は大きなミスも無くスムースに流れました。 ともかく初参加の方々が喜んで下さった事が何よりで、日々のお稽古はこの為にあるのだと理解して頂けた事が嬉しいです。 炉の季節の楽しみは何といってもお炭ですね。 釜の湯が次第に沸いてくる音、炉壇に映る火の色、お香の匂い… ああ、冬が来たな!と感じます。
最終日の31日、昨日の台風をも撥ね退けたのに… ちょうど席入り前に雨が落ち始めました。 Iさんの朝の庭掃除は何だったのかと口惜しいです。 一時的に空が明るくなりましたが… 残念ながら雨は本降りとなりました。 今日の亭主は昨日水屋で大 活躍してくれたYさんでした。 水屋には初日の亭主のIさん、妹と母、と最強のメンバーです。 水屋が一人増えるだけで動きが何倍も楽になります。 「茶室で聴く雨の音も良いですね…最高です」 「私も雨音って嫌いじゃありません」 お客さん達の間から本当に素直な心からのそうした声が聞こえて来ました。 晴れには晴れの、雨には雨の楽しみがあるのものですね。 気持ちの余裕を嬉しく思いました。 前にも書きましたが、お茶事をすると日ごろのお稽古に何が欠けているのか!が、よ〜く見えて来ます。 私自身と皆さんの反省すべきところがよ〜く分かります。 (笑) また逆に、お稽古では分からないお茶の本当の楽しみも理解して頂けると思います。 忙しいけれど充実した1週間でした。 社中以外の方も含めて「お茶」が好きという人間がこうして集い、茶事のお稽古が出来る事をこの上なく有難く幸せに思います。 この輪がさらに更に広がって行くことを願うばかりです。
◆ CWAJ現代版画展 / 2010. 10. 23 東京の生徒さんKさんからご案内(ご紹介)を頂いて今日から北野の外国倶楽部で開かれる版画に行って来ました。
頂いたパンフレットには『版画展の純益が教育・奨学基金に充てられると同時に、日本の現代版画を広く社会に紹介する役目も担ってきました』 とありましたが、まさに、まさに…! 我々でも存じ上げている著名な先生の作品から新進気鋭の版画家の作品が一挙に200点近くも展示されていました。 もの凄く見応えがありました!! 何より感激したことは… さすがはボランティア団体ですね! 作品一点、一点、版画の様式や技法を解説をして下さり作者(版画家)についての説明もありました。 版画の事を全く何も知らない私にでも様式・技法の特徴や作者の得意とする技やこだわりが(一応その場では)理解が出来ました。 あまりに丁寧で熱の入ったご説明に思わず「学芸員の方ですか?」とお尋ねしたほどです。 技法の比較や時代の流れ、作者の個性や子弟関係など「ああ、なるほど…」と納得しながら興味深く拝見させて頂きました。 ただ見るのと、情報を与えて頂いて見るのとでは全く違いますね! 版画の世界がこんなに奥が深いものとは思いませんでした。 芸術の秋… 楽しませて頂きました!
◆ 神戸外国倶楽部 / 2010. 10. 23 CWAJの版画展には朝一番にお伺いしたにも係わらず… 最後の一作品までお話を伺いながらじっくり会場を回ったらお昼を過ぎてしまいました。 昼食をどこで? と思っていたところ… Oさんのご厚意で神戸倶楽部の食堂に入れて頂きました。 本来なら一般は入室禁止のエリアです。 (笑) 外国倶楽部は何度か来ていますが、いつも表のパーティ会場(今回の展示会場)です。 食堂やバーには入った事がありませんでしたから嬉しがって図々しく入れて頂きました。 メニューは全て英語表示で一瞬ギョッとしましたが「本日のランチ」から無難なスパゲティに! オーソドックスなお味でしたがとても美味しかったです。 お値段もかなり良心的でした。
私達のテーブルからは北野の街が一望できました。 「きっと昔は海まで見えたんでしょうね〜」と母。 横浜と並び“異国情緒漂う素敵な街”であるはずの神戸ですが、最近は(震災後は特に?)神戸らしさが失われつつあることを改めて残念に思いました。 ◆ 感激と不安と… / 2010. 10. 20 今日のお茶のお稽古に、午前中は神奈川県から午後には大阪南部からお二人、新しく生徒さんがお越し下さいました。 新しくといっても、三人ともよくよく存じあげている和菓子の生徒さんです。 それぞれかつての先生を失くし… 色々迷っておられたそうです。 大阪のお二人が和菓子教室にお通い下さるのも一日仕事です。 ご家族が「神戸で一泊してきたら?」と冗談を仰るそうです。 車の日はともかく電車の日には片道2時間半はかかると思います。 それを月に2度、和菓子を加えれば月に3度は出てきて頂くのかと思うと申し訳なく… こちらが恐縮してしまいます。 関東は人口が多いですからお茶の先生も大勢おられます。 何も茅ヶ崎から神戸までお越し下さらなくても… 探せばきっと良い先生に出会えるはずです。 なのに「以前からずっと考えていました」と、私の元へお稽古に来て下さるというのです。 先生冥利に尽きると言えばそうです。 こんな有難い光栄なお話はありません。 「お茶に戻ろう」と決心した年にこんな私を慕って下さる弟子に出会えるなんてなんて果報者なのでしょう。 正直、神奈川県からというのは物理的に無理があるように思います。 その距離も時間も費用もです。 そして一番の問題は私自身にそれだけのものを乗り越えてお越し頂く価値があるのか? それに見合う物をちゃんとお伝え出来るのか? です。 以前から書いていることですが「お茶は間口が広く、奥も深い」です。 彼女の求めるものと私が与えられるものが合致するのか? 迷いました。。。 私で良いの?と不安に感じながらですが、まずははじめて頂くことにしました! やってみなければ分かりませんものね! お三人ともきれいなお点前でした。 きちんとした先生に付きしっかりお稽古して来られたのだと分かります。 日本古来の「道」に於いては「師」を渡り歩くような事は戒められてます。 が、こうして「師」失った方々がやむを得ず次の先生を探さなければならない事も多々あります。 受け入れる側としては他からの方が来られると様々な思いが巡ります。。。 切磋琢磨して互いに励んでゆきたいと思います。
◆ 雲の上の人 / 2010. 10. 19 早くも百貨店から届いたお歳暮のカタログをパラリとめくった妹が「わぁ〜!川越さん、こんなことろにも…」と嬉しそうに私に見せてくれました。 そう… 今やTVで大活躍の川越達也シェフでした。
当時からイケメンシェフとして随分もてはやされていました。 確かにイケメンではあるけれど… これだけ美味しいお料理をお作りになるのに… そちらの方面がやたら注目されるのは勿体ない! お料理も繊細にしてスタイリッシュ! 青山か恵比寿辺りが似合いそうな雰囲気なのに何だか悔しいなぁ〜と、いつも思っていた人です。 店内にはご自身で花を活けられたり、テーブルマットを描かれたり、感性豊かで多才な方でした。 今ではまるで夢のような話ですが、「緊張します…」と仰りながら私と妹たった二人だけの為に「料理教室」をして頂いた事もあります。 現在のシェフのご活躍ぶりからは想像もできませんよね?(微笑) 何とも光栄な事です。 また、教室で余ったお菓子を毎回お届けしていたのですが今ではそれも叶わぬ事です。 代官山のお店に移転する前の昔むかしのお話です!(笑) 残念ながら代官山に移られてからは、なかなか機会がなく一度も《タツヤ・カワゴエ》には伺ったことがありません。 すっかり雲の上の人となられた川越達也シェフ、益々のご活躍をお祈りしています。
◆ カフェ・ランチ / 2010. 10. 18
どこのお店も1,000円前後でかなりのボリュームのものを用意しているんですね。。。 これなら、大概の人が満足なのだろうな〜と納得しました。 イケメンのお兄さんやモデルのようなお姉さんが(私にとっては息子や娘みたいな子達ですが)、実ににこやかに対応してくれて、雰囲気はとてもお洒落です。 が、午後から異常に喉が渇くのです。 外でいただくものはどうしても… 味付けが“濃い”のです。 どこかに冷凍食品&レトルト食品の臭いがします。 限られたお昼休みですから、提供する側もされる側も「早く、美味しく、安く」なのだと思います。 結局、今日で… お洒落なカフェ・ランチは辞める事にしました! 笑!! 今まで通りここで自炊をするつもりでしたが、思うように時間が取れなかったり、返って無駄が出たりです。 ごはんとお汁だけを用意して、“おかず”になるものをお弁当として持参しています。 家のご飯って飽きないから不思議ですね。。。
◆ 通勤って大変! / 2010. 10. 14 9月から初めて「通勤」というものを体験しています。 今まではずっと自宅兼仕事場でしたから…。 通勤といってもほとんどマイカー通勤です!(笑) 荷物が多く重たい事が最も大きな理由ですが夜が遅くなる事もその理由です。 また二人分の交通費(電車の)よりも当日最大○○円という駐車料金の方がお安いというのも助かります! 勿論、電車で通う日もありますよ。 それにしても… 通勤って大変なものですね! (笑) 案外、時間を取られてしまう事に驚いています。 車の日は時間が全く読めません。 早朝と夜遅い時間以外は、余裕を持って出かけなければえらい目に遭います。 私自身がドライバーですから通勤の時間にはラジオを聞く以外出来る事がありません。 電車はたかだか30分程の通勤で、途中乗り換えがありますから読み物をしても何だか落ち着きません。 寒い暑いなど天候によって服装や履き物に気を使うのが少々面倒! 夜のお教室がある日には、ただ寝に帰るようなもので… 最初は通勤に費やす時間が勿体なくて仕方ありませんでした。 慣れというのは恐い? 通勤も決して嫌な事ばかりでもありません。 当初はイライラした渋滞箇所にも慣れました〜分かっていれば気持ちにゆとりが持てますね。 車の中で妹と段取りの打ち合わせも出来ます。 元々車の運転は好きです! 毎日の事ではないしドライブ気分で楽しんでいます。 窓を開ければ風が冷たくなった事を感じ… 山の木々も色付き始めました。 新しいお店をいち早く発見したり… 途中の買い物も余裕でOKです。 電車も階段の降り上りなど結構運動にもなって… 束の間の居眠りも心地良いものです! いずれにしても30〜40分程で教室に着きますから、首都圏の満員電車や大渋滞、郊外から何時間もかかる通勤に比べれば楽勝です。 ようやく通勤の楽しみ方も分かってきました♪ 何事も、また楽しからずや…です。
◆ お食事会 / 2010. 10. 11 体育の日の今日は第2月曜日、8月まではお料理教室で慌ただしく過ごしていた週です。 本来ならお稽古日に当たる今日、その月曜日クラスの皆様と早々に食事会のお約束をしていました。 向かった先は北野のフレンチ・レストラン マツシマ(キュイジーヌ フランコ・ジャポネーゼ マツシマ) です。 行ってみたいと思いながら、一度も伺った事のないお店でした。 地元の魚介や専用農家からの野菜を使ったお料理が“売り”のレストランです。 お料理は実にシンプルでしたが、何を頂いても… 美味しかったです。
皆様とも2カ月ぶりの再会です。 お教室の間には料理の事以外あまりお話する機会がありませんでした。 お互いが教室にお入りになられたきっかけやら経緯やら、近況報告やらそれぞれ色んなお話を聞く事が出来ました。 お付き合いの長かった方、わずかの期間しかなかった方、それぞれ色んな思い出があります。 料理も教室も… 皆さんから惜しんで頂けるものであった事や、はや再開を望んで下さるお声を心から有難く嬉しく思いました。 ご一緒させて頂くつもりの食事会でしたが、「先生はじめ妹さん、お母様にお世話になった感謝の気持ちです」と、皆様にご馳走になりました。。。 恐縮です!!! 思えば春に教室の閉鎖〜住居部分の引っ越しを決めてから、ずっと慌ただしく…外食をするゆとりもありませんでしたね。 そうした気持ちの余裕が全く無かったです! 今日は久々に美味しく楽しく和やかなひと時でした。。。 次回はメンバーの一人としてお誘い頂きたく… ワイワイガヤガヤ… 美味しいものを食べに行きましょう… ありがとうございました。
◆ プレゼント / 2010. 10. 9
私の買い物は実に男性的で目的の物を目的の場所に買いに行くだけです。 それは食料品でも衣服でも雑貨でもです。 ウインドウショッピングなどというものをする事はまずありません 。 但し、衝動買いは多いです! ふと目に付いて「わぁ〜良い!」と思ったら、すぐに飛びついて買ってしまう事はしばしばです。(笑) Mさんからの美しい文字のお便りには「秋の夜長 読書のお供に…」とありました。 Mさんはこうした美しいもの、素敵な贅沢品に囲まれて日々優雅にお過ごしなのだと思います。 日常の何でもない物に“こだわる”ことのできる豊かさを見習わせて頂きたいと思いました。 プレゼントとは、こうして人の心を温かく豊かにしてくれるものですね。 読書家ではない私ですが大切に使わせていただきます。 ありがとうございました。。。
◆ 嬉しい報告 / 2010. 10. 4 昨日、お母様の追善茶会を終え、山形に向かう途中のMちゃんから嬉しいお電話を頂きました。 「お菓子、大好評だったの… 縁高の中でね、本当に炎みたいにゆらめいて見えて… この透明感はどうなっているのかしら? って…。 軟らかくてホント美味しかった! ありがとう…」 安堵しました! 外郎は含まれる砂糖が多いので生地が硬くなる心配は無かったのですが、茶会では手粉を掃う時間がないでしょうからと、こちらできれいに刷毛で掃ってからお渡ししました。 その為、お菓子の表面が直接空気に触れてしまいます。 お菓子の表面が 乾燥して強張ったように硬くならないか? それだけが心配でした。 また、その粉を掃う作業に想像以上に時間がかかり、約束の時間に間に合わなくなったのもそのせいでした。 ともかく良かったです! こうして時折友人達から難しい宿題のようなものをもらいます。(笑) その度に色々考え、工夫し、時には失敗しながら、注文のイメージに合う菓子を作ります。 生み出す事の難しさと楽しさは表裏一体です。 コレがなければ… コレがあるからこそ… お人に伝える 事への自信も持てたのだと思います。 ホントに良かった・・・ 嬉しいお電話、ありがとうございました。
◆ 秋の味覚 / 2010. 10. 4 我らが足長おじさん、東京のNさんから岩手県産の「松茸」が届きました♪ Nさんは今回のお教室はご欠席で「いつ、神戸にお戻りですか? 日本の秋の味覚をお贈りします」と東京に居る間にお電話を 頂戴していました。 今年、初物です。。。 何にするぅ〜? 間髪を入れず母が「すき焼き♪」 4本あって…一番大きな1本を「松茸ごはん」に、残りを「すき焼き」に入れました! 一人1本分あれば… すき焼きに入れても食べごたえは十分です。 何とも豪華な夕食でした。 国産はやはり香りが違いますね。 包 みを開ける前から良い香りがしていて嬉しくなりました。 国産の何万円もする‘きのこ’をあえて買ってまで食べたいとは思いません。 Nさんのプレゼントはいつも… 自分では買わないもの! つまり 誰しも買えなくはないけど、私のような庶民が「勿体ないな〜」とあえて買おうとしないものを贈って下さるのです。 笑! 「日本の秋を感じて下さい…」 はい… 早々に存分に秋を感じさせて頂きました♪ ありがとうございました。
◆ 久々の新幹線 / 2010. 10. 3 昨日の大仕事を終え、無事に神戸に戻って来ました! 鈴蘭台に降り立つと、さすがに肌寒く… 雨上がりの道を3人揃って実家へと向かいました。 何処からともなく金木犀の良い香りが漂ってきて… にわかに秋が感じられました。 今までは夕食後に三宮で母と別れ、夜に母一人を実家に 帰す事がどうにも可哀想で、どこか後ろめたい気持ちがありました。 今回からはそうした気持ちから解放され、妙に足取りも軽く心が晴れやかでした!(ちょっと大袈裟ですね… 笑) 今朝の東京も心配していた長期予報での“雨”は吹き飛ばされ、陽の射すお天気でした。 Mちゃんや我々の思いが天に通じたのだと思います。 おそらく茶会は盛会のうちに無事に終わった事でしょう。 我々はのんびりしている間もなく… 早朝から大忙しです! 使用した3人分の寝具の洗濯をして… お借りした教室の片付け、大掃除です! 一番困るのは帰る時間までに洗濯物が乾かない事です。 それ故、いつもは屋上階にあるコインランドリーで乾燥 機を独占して使うのですが… 今日はあいにく日曜日、2回目、誰かに先を越されてしまって乾燥機が使えませんでした。 ふと見れば屋上のお布団干し場が空いています。 いつも乾燥機を使いながら… 誰もこの屋上の物干し場をお使いにならない事を勿体ないなぁ〜と思っていました。 今日なら風ですぐに乾くな〜と、本来はお布団以外は干してはいけない場所を承知で、今日はここを独占しました! トマトは日当たりが良く、普段のものはベランダで十分ですが大きな物は干す場所が足りません。 トマトは最上階ですから屋上まではわずかに1階分の階段ですが、屋上の扉の開閉には毎回鍵が必要です。 何往復したかな? でも 読み通り♪気持ちよく乾いてくれて… 太陽の方が乾燥機より断然気持ちが良いに決まっていますよね〜。 それにしても46年も前のマンションなのに… 良く出来ているなと感心です! 本当は8月に渋谷にオープンした河上先生のレストランでランチをしてから帰るつもりで、帰りは飛行機ではなく新幹線にしたのですが… 妹の体調もイマイチで、片付けにも時間がかかり… 今回は諦めました! 楽しみは次回の教室の折に取っておくことにしました。 久々の新幹線ではお蔭で読み物が進みました! 母は「お尻が痛いから、やっぱり飛行機が良い!」と言い、妹は「時間に追われない新幹線が良いね」って… 私はどうすればいいのでしょうね〜。
◆ 頑張りました! / 2010. 10. 2 昨日のお教室の終了後、早々に夕食を済ませ不要な物を片付けて… 硬さを調えた白あんを… 母が1つ15gに計量し妹と私でせっせと丸めました。 その数、450個です!! (笑)
Mちゃんは学園の同級生です。 当時、お母様は川崎支部の幹事長… お茶に通じた環境に育った人です。 山形に嫁ぎ、その地で自身の稽古場を持たれた時からずっと私のお菓子をお稽古に使ってくれています。 私は毎月 3種類(お稽古3回分)のお菓子を 作り、冷凍してまとめて山形へ送っているのです。 言わば私のお菓子の上得意様ですね!(笑) 「まこちゃんが作ってくれたら母も喜ぶと思う」 学生時代、寮で何度もお母様にもお目にかかっていますし、お母様の一周忌の折にも法要の茶会のお菓子を作らせて頂きました。 Mちゃんは私の作るお菓子の味や色や雰囲気を一番よく理解してくれている人でもあります。 だからこそ、今回のようなお話に結びつ きました。 偶然にも東京での教室終了後に茶会があり、作りたてをお届けできることが可能な距離に居て、作る場所があったからこそお受け出来た仕事です。 神戸で注文を受けた時の数は180個でした。 が 、上京後の連絡で数は450個だと言われ…面喰いました! 外郎は蒸し時間が長いお菓子です。 妹は無理じゃない?と言いましたが、心づもりされているお菓子を今さら断る事も出来ません。。。 お材料も持参したものでは 到底足りず大慌てで追加注文しました。 今朝の5時過ぎから外郎を蒸し始めました。。。 お昼の段階で私の計算より約1時間のずれが出ていました。 案の定、夕方に「1時間 遅らせて!」と電話をする事に…。(苦笑) 午後8時、何とか無事に『御燈』450個を手渡す事が出来ました。 菓子屋でもない素人が3人… 昼食を除いて本当に1分の休憩も無しに頑張りました!
あと一日、時間に余裕があれば… 私も明日の茶会に是非とも寄せて頂きたかったです。 全部で3席、濃茶席がMちゃん、K先生をはじめご親族のお席、後の2席は薄茶席で1席はお母様のご友人達が、もう1席はお社中の方々の受け持ちと伺いました。 こうして大勢の皆様に慕われて… 故きN先生(お母様)の生前のご活躍、お人柄が偲ばれますね。 ご立派な先生であられた事が伺い知れます。。。 私もお菓子を作らせて頂き共に参加させて頂いた事を光栄に思います。
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